ブランドは、厳しい競争環境の中で勝ち抜くための経営ツールです。
相撲界全体のブランドの価値を守るガバナンスの必要性
昨今、相撲において様々な不祥事が取りざたされていたのは皆様ご記憶のことと思います。 詳しい内容はさておき、今回の諸問題を「グループブランド」という観点で考えるとどのようなことが言えるでしょうか。
今まさに、新規事業を開発する好機
一進一退を繰り返してきた景気も、徐々に回復のすそ野が広がってきました。将来に向けた企業の投資計画も改善傾向にあるとのこと。長らく続いた我慢の時期が終わり、今こそ反攻に向けた準備を整える時期にきています。
街はワールドカップの話題で盛り上がっています。勝っても負けてもその責任は監督に集まります。代表チームは様々なチームからの寄せ集め集団であり、しかも短期決戦で結果を出さなければならないのですから、極めて高度なマネジメント能力が必要とされます。企業に置き換えれば、社運をかけたプロジェクトの担当マネジャーの状況に近いのではないでしょうか。
欧米型リストラクチャリングで失われるもの
「百貨店4社 大幅減益 記録的な低調ぶり」
つい先日の全国紙のショッキングな見出しです。百貨店はピーク(91')の売上高9.7兆円から減収・減益を続け、現在売上高6.5兆円(ピーク時の2/3)にまで縮小しています。この厳しい環境の中で、ブランドを象徴する店舗の閉鎖、ファストファッションや低価格店舗のテナント導入などで、止血するのが精一杯という状況が続いています。
「商売の秘訣はお客さまが納得して、喜んで買って下さる最高の値段を見抜き、その値段で売ること。値決めは事業の死命を決する重大な判断である」稲盛和夫
この言葉にあるように、値決めは、売上数量や費用以上に、企業が利益を拡大する上で、極めて強力な影響を及ぼします。